武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

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忘れ得ぬラストシーン~ときめきシネマ・ワールド(12月8日)

投稿日:2012年11月30日 更新日:

映画の締めとなるラストシーン。

 

名作といわれる映画は、どれもラストシーンにこだわりを見せています。

 

極めつけといえば、『第三の男』(1949年)。

ウィーンの中央墓地でカメラを80秒間、据え置きにして撮ったシーンは、映画史上屈指の名場面です。

 

そこには映画の主題が凝縮されています。

 

ほかにも、チャップリンの『モダン・タイムズ』(36年)、西部劇の名作『シェーン』(53年)、ヴィスコンティの美学が映える『ベニスに死す』(71年)、洒脱なラブストーリー『めぐり逢えたら』(93年)……。

 

 

こうしたラストシーンについて、12月8日(土)13:00~14:30、NHK文化センター神戸教室の「ときめきシネマ・ワールド」でたっぷり解説します。

 

絶対に飽きさせません、ソンをさせません~(^o^)v

 

お気軽に聴きにきてください。

 

 

 

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プロフィール

プロフィール
武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。関西大学非常勤講師。