武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

心がくすぐられる『配色事典』

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桑染色(くわぞめいろ)、淡黄檗(うすきはだ)、緋褪色(ひざめいろ)……。

すべての色に日本語の名前が付いてるんですね~(^_-)-☆

京都の出版社、青幻舎に勤務している大学の元教え子(2006年卒業、関大武部ゼミ3期生の大谷幸恵さん)から実に興味深い事典が贈られてきました。

ありがとうね~!!

彼女が編集した『配色事典 応用編 大正・昭和の色彩と商業デザイン』。

著者の和田三造は、衣笠貞之助監督の『地獄門』で色彩・衣裳デザインを担当した著名な洋画家です。

滋味ある色のネーミングに日本人の美意識が感じられ、心がくすぐられています~♥💛♥

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プロフィール

プロフィール
武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。関西大学非常勤講師。