昨日、朝日カルチャーセンター中之島教室での特別講座『「ケルト」を旅する 中・東欧からギリシア、トルコへの歴史紀行』は、おかげさまで大盛況のうちに終了しました~👍
受講者は62人。
当日、参加した方も多く、急きょ、仕切りをはずして「大教室」でお話しすることになった次第。
ありがたいです。
「ケルト」紀行シリーズ第7弾『東ヨーロッパ「ケルト」紀行~アナトリアへの道を歩く』(彩流社)の内容をかみ砕き、午後3時半から6時まで、途中、10分間の休憩をはさみ、喋りまくりました~(^_-)-☆
みなさん真剣に耳を傾けていただき、教室内は熱―い空気に満たされ、まことにええ塩梅でした。
満足感を抱きつつ、その足で中之島ダイビルにある四川料理店へ駆けつけ、文化勲章を受章された大学(大阪大学文学部美学科音楽演劇学専攻)のゼミの恩師、山崎正和先生を囲む会に出席。
41年前(1978年)に大学を卒業して以来、初めてゼミの集いに顔を出しました。
山崎先生とは1984年、吉野作造賞を受賞された時、分野外の科学部記者なのに、「おまえの大学の先生やろ」とデスクに言われ、取材させてもらって以来です。
あの時、先生は50歳でした。
現在、御年84歳。
ぼくのことをちゃんと覚えてくださっていて、うれしかったです。
先生はぼくの隣の席でした。
「卒論の口頭試問で、『君の論文、分量はあるのだが、映画の感想だね』と先生に言われたのをよく覚えていますよ」
「そんなこと言ったかな。ハハハ」
「もう一つあります。吉野作造賞の受賞の取材を終え、ご自宅から退出するとき、『いろいろ喋ったけれど、ちゃんと文章にまとめられるか』と言われました。完全に先生と学生の関係になってました(笑)」
「えっ、そんな失礼なことを言った覚えはないんだがね。それは申し訳なかったです。ハハハ」
楽しい会話でした~(^_-)-☆
先生は笑みをたたえ教え子たちの顔を眺めながら、紹興酒を美味しそうに味わっておられました。
先生をお見送りしてから、みんなで北新地へ繰り出し、二次会でグビグビ飲みまくり、熱く語り合いました。
新聞記者、大学教官、予備校の先生、食料品関係の社長、劇場関係者……、みないろんな分野で活躍してはりました。
一つ上の素敵な女性先輩と同期のU君以外はみな後輩でした。
しっかりしてはりましたわ(笑)。
最後はU君と劣等生同士でバーで締めました。
帰宅したら、午前1時半。
何とも濃密な土曜日になりました❗