Category Archive: 著作一覧

1月 15

シリーズ第6弾  『ウェールズ「ケルト」紀行~カンブリアを歩く』

ウェールズ「ケルト」紀行―カンブリアを歩くウェールズ「ケルト」紀行―カンブリアを歩く
著者:武部 好伸
販売元:彩流社
発売日:2004-07
定価:2300円+税


 2003年の夏、イギリス西部のウェールズをほぼ踏破してきました。ケルト語の一種ウェールズ語がかなり浸透している現状に吃驚しました。そこにウェールズ人のアイデンティティーを垣間見たのですが、同時にまた、イギリスという国家の多様性を強く実感しました。
とりわけウェールズ語の音楽と詩の祭典ナショナル・アイステズヴォッドが面白かったです。そこで知り合った ウェールズの「生き字引」ともいえるローレンス・メインさんは、白いあごヒゲをたっぷり生やした仙人風のおじさんで、ぼくにいろんな知識、情報、アドバイスを与えてくれました。ありがたかったです。
この本におじさんの写真が載っています。ほんま世捨て人のようなユニークなお人でした。いまどうしてはるんやろ~?

1月 14

シリーズ第7弾  『東ヨーロッパ「ケルト」紀行~アナトリアへの道を歩く』

東ヨーロッパ「ケルト」紀行―アナトリアへの道を歩く東ヨーロッパ「ケルト」紀行―アナトリアへの道を歩く
著者:武部 好伸
販売元:彩流社
発売日:2005-08
定価:2300円+税


中央ヨーロッパから東方へ移動した古代ケルト人の足跡を求めて、2003年の夏、チェコのプラハを皮切りに、スロヴァキア、ハンガリー、セルビア(当時はセルビア・モンテネグロ)、ルーマニア、ブルガリア、ギリシアを経てトルコにいたるルートをたどってきました。8か国、総距離5320キロにもおよぶ大旅行でした。
「ケルト」の遺産だけでなく、1989年の東欧革命後、急速に西欧化する旧社会主義諸国の現状が手に取るようにわかりました。未知の国がほとんどで、しかも国ごとに変化に富んでいたので、「ケルト」紀行のなかで一番思い出深い旅になっています。
セルビアのベルグラードからルーマニアのブカレストまで乗った夜間寝台急行「ブカレスト・エクスプレス」での一夜は、いまとなっては笑い種ですが、劣悪なコンパートメント(個室)といい、国境で機関銃を突きつけられた怖い体験といい、ほんまに参った! いろんなエピソードを本のなかに盛り込んでいます。

1月 13

シリーズ第8弾  『イングランド「ケルト」紀行~アルビオンを歩く』

イングランド「ケルト」紀行―アルビオンを歩くイングランド「ケルト」紀行―アルビオンを歩く
著者:武部 好伸
販売元:彩流社
発売日:2006-10
定価:2500円+税


イギリスの半分以上を占めるイングランドの「ケルト」を探る旅です。2005年夏に敢行。古代より大陸とは別に熟成していたイギリス本島独自の「ケルト」を探索してきました。
「ケルト」の匂いのするところに隈なく足を運びましたが、なかでも南西部コンウォールが印象的でした。ゴーゼス・ケルノー(コンウォールの集い)という行事で、古代の衣装に身を包んだ参加者たちが「アーサー王はいまだ死なず~!」と声高に叫んだのには、びっくりしました!! 
この本をもって、スコットランド、北アイルランド、ウェールズ、そしてイングランドとイギリスを構成する“4つの国”を「ケルト」で斬ることができ、大いに満足感を得ました。

1月 11

シリーズ第9弾  『イタリア「ケルト」紀行~キサルピナを歩く』

イタリア「ケルト」紀行イタリア「ケルト」紀行
著者:武部 好伸
販売元:彩流社
発売日:2007-06-20
定価:2200円+税


古代ケルト人が峻険なアルプスを越え、南のイタリアへ侵入した足跡を追ったのが、この本です。イタリアに熱波が襲った2006年の暑い夏に旅を実施しました。体力的にきびしく、疲労が蓄積した、ちょっと辛い旅行でした。
トリノ、ミラノ、ブレーシャ、ベルガモ、ボローニャなど北イタリアの多くの都市が、古代ケルト人がきずいた集落から発展しました。彼らが先住のエトルリア人を駆逐し、新興勢力のローマに追われるという古代イタリアの歴史を、現地の息吹をたっぷり注ぎ込んで書き綴っています。
古代のイタリアと言えば、すぐにローマ帝国をイメージしますが、決してそれだけではないんです。そのことを知ってもらいたくて。

1月 10

シリーズ第10弾  『アイルランド「ケルト」紀行~エリンの地を歩く』

アイルランド「ケルト」紀行アイルランド「ケルト」紀行
著者:武部 好伸
販売元:彩流社
発売日:2008-12-11
定価:2300円+税


10年間、毎年欠かさず刊行してきた「ケルト」紀行シリーズの最終巻です。その地がアイルランド。「ケルトの国」としてよく知られていますが、果たしてそうなのか。その実像は? それを探るため、2007年夏、アイルランド共和国の各地を旅してきました。
その過程で、キリスト教と融合したアイルランド独特の「ケルト」が浮かび上がってきました。ハイ・クロス(ケルト十字架)、ラウンド・タワー(円塔)、ケルト神話と呼ばれる中世説話群……。みなそうです。今日、それらをセールス・ポイントとして国が後押ししているところが面白いです。
「ケルト」というフィルターを通して、ヨーロッパ16か国、20地域をめぐり、ヨーロッパの歴史と文化を見てきた「ケルト」紀行シリーズを完結させる意味で、アイルランドはもっともふさわしい国だったと思います。

1月 09

シリーズ第11弾 【ビジュアル版】ヨーロッパ「ケルト」紀行 上巻=島編

【ビジュアル版】ヨーロッパ「ケルト」紀行 上巻=島編【ビジュアル版】ヨーロッパ「ケルト」紀行 上巻=島編
著者:武部 好伸
販売元:彩流社
A5版、並製
発売日:2010-06-18
定価:1800円+税


「ケルト」紀行シリーズ全10巻から厳選した写真を中心に、132枚のカラー写真で「島のケルト」を紹介しています。スコットランド・ヘブリディーズ諸島、ウェールズ、イングランド、北アイルランド、アイルランドの5つの地域です。旅のガイドも掲載しています(下巻も)。もっと詳しく知りたいと思われた方や「ケルト」に興味を持たれた方、どうぞ各巻を手に取ってください。

1月 08

シリーズ第12弾 【ビジュアル版】ヨーロッパ「ケルト」紀行 下巻=大陸編

【ビジュアル版】ヨーロッパ「ケルト」紀行 下巻=大陸編【ビジュアル版】ヨーロッパ「ケルト」紀行 下巻=大陸編
著者:武部 好伸
販売元:彩流社
A5版、並製
発売日:2010-06-18
定価:1800円+税


ビジュアル版の下巻は大陸編です。中央ヨーロッパ、スペイン・ガリシア、フランス・ブルターニュ、イタリア、東ヨーロッパ(ギリシア、トルコを含む)の「ケルト」関連スポットを142枚のカラー写真で紹介しています。ヨーロッパ各地に「ケルト」が点在していることを願って撮影したものです。ビジュアル版の上下巻は、言わば、「ケルト」紀行シリーズの総集編ともいえます。

1月 07

スコットランド気まま旅~モルト・ウイスキーの故郷へ

スコットランド気まま旅『スコットランド気まま旅~モルト・ウイスキーの故郷へ』(絶版!)
1990年
定価600円+税
自費出版


 思い出深い処女作。新聞記者をしていた1988年5月末、10年休暇を利用し、12日間にわたってスコットランドを駆け足で巡った紀行文です。上梓する数年前に虜になったスコッチのシングル・モルト・ウイスキー蒸留所の見聞記ですが、現地で出会った人たちとのふれ合い、鉄道とバスを使った気ままな旅の様子をエッセー風に綴っています。のちの「ケルト」紀行シリーズの原点になった本だと思っています。
大阪・梅田の紀伊國屋書店の自費出版コーナーで本にしました。当時、モルトとスコットランド関係の読み物がまだ少なかったせいか、予想外に売れ、3版まで重ねました。自費出版コーナーのベストセラーだったとか。手持ちに2冊しかなく、残念ながら絶版です。

1月 06

ウイスキーはアイリッシュ~ケルトの名酒を訪ねて

ウイスキーはアイリッシュ―ケルトの名酒を訪ねてウイスキーはアイリッシュ―ケルトの名酒を訪ねて
著者:武部 好伸
販売元:淡交社
発売日:1997-10
定価:1300円+税


商業出版の第1作目。北アイルランドのブッシュミルズ蒸留所、南部コーク近郊のミドルトン蒸留所、東部のクーリー蒸留所。これらアイルランド島にある3つの蒸留所のルポを通して、世界最古といわれるアイリッシュ・ウイスキーの歴史、ギネスとお酒事情、パブの文化を紹介しています。
アイルランドのほかに英国・ウェールズ、マン島、スコットランド、フランス・ブルターニュのウイスキーについても言及。アイリッシュ・ウイスキーに関するはじめての本だったので、バーや洋酒業界から注目されました。

1月 05

ケルト映画紀行~名作の舞台を訪ねて

ケルト映画紀行―名作の舞台を訪ねてケルト映画紀行―名作の舞台を訪ねて
著者:武部 好伸
販売元:論創社
発売日:1998-06
定価2000円+税


 アイルランド、英国のスコットランド、ウェールズ、コンウォール、マン島といった〈ケルト文化圏〉の国と地域を、映画のロケ地や物語の舞台となった場所を訪ねながら、各地の文化、風土、歴史、国民性などを紹介しています。つまり、「ケルト」と映画を融合させた読み物です。紀行文の形をとっています。
 アイルランドの反英独立抗争をからめたデヴィッド・リーン監督のメロドラマ『ライアンの娘』(70年)が撮影されたディングル半島の雄大な自然には圧倒されました。バスの運転手が途中で、ブレーキを踏み、「ちょっと眠いので……」と道路わきで昼寝していたな~。のどかでした。

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