Category Archive: 大阪

4月 14

27日、中之島のリーガロイヤルホテルで講演~『大阪「映画」事始め』

大阪・中之島にあるリーガロイヤルホテルの会員制クラブ「リーガクラブ」

その文化講座で今月27日(金)13:30~15:00、『大阪「映画」事始め』と題してお話しします。

「大阪検定」協力事業です。

2016年秋、演題と同じタイトルの本を彩流社から出版後、大阪が〈映画のふるさと〉であることを各地でアピールしてきましたが、まさかリーガロイヤルホテルから講演依頼があるとは思ってもいませんでした。

ゴージャスな会場ですので、会費が少々お高いです~(^^;)

それでも、大阪の知らない歴史に触れることができると思います。

ぼくの講演をまだ聴いておられない方で、かつ時間とお金にゆとりのある方は、どうぞ中之島に足を運んでくださいませ~(^_-)-☆

3月 28

大阪地下鉄アプリ「Otomo!」に1回目のエッセイがアップされました~(^_-)-☆

大阪地下鉄アプリ「Otomo!」に寄稿したぼくのエッセイVol.1が今日、アップされました。

アプリを開き、「ギュッと大阪」のところを押さえると、エッセイが掲載された「大阪ストーリー」が出てきます。

タイトルは『路地は大阪の原風景、ええ塩梅や』。

路地を「ろじ」と言う大阪人はいません。

「ろぉじ」か「ろおじ」です~(笑)

生まれ育った中央区龍造寺町のことをたっぷり書かせてもらいました。

ぼくの原点です!

原則、奇数月の第4水曜日に新しいエッセイが掲載されます。

乞うご期待くださいませ~(^_-)-☆

3月 17

大阪出身の藤元明緒監督、長編デビュー作『僕の帰る場所』を大阪アジアン映画祭で観ました!

大阪で開催中の第13回大阪アジアン映画祭。

初春のイベントとしてすっかり定着してきた感があります。

今年は何かと忙しく、1本しか観れていません。

その1本が昨夜、シネ・リーブル梅田で上映された日本・ミャンマー合作映画『僕の帰る場所』(2017年)。

映画祭の特別招待作品。

ⒸE.x.N K.K.

政情不安から祖国ミャンマーを離れ、日本に移住したミャンマー人の家族に焦点を当てたヒューマンドラマです。

幼い2人の男の子は日本語しか解せず、習慣から感性まですべてが日本人になっています。

父親は居酒屋で、母親はクリーニング店で必死に働いています。

生活は苦しけれども、愛情に満ちあふれた素晴らしい家族です。

ⒸE.x.N K.K.

ただ、就労ビザが切れており、いつ入国管理官がやって来るのかわからず、ビクビクしています。

とりわけ母親の精神的なストレスが激しい。

そんな家族が分断されます。

母親は子供を連れてミャンマーの実家へ里帰り、父親は金を稼ぐため日本に留まるのです。

ここから目が離せなくなります。

祖国へ渡った子供たちの言動がドラマをぐいぐい引っ張っていきます。

ミャンマー人でありながら、祖国になじめず、ひたすら日本を恋しがる子供……。

これは実際のミャンマー人家族をモデルにした実話です。

予備知識を持たずに銀幕と対峙しました。

映画が始まって10分ほどまで、ぼくはてっきりドミュメンタリー映画だとばかり思っていました。

カメラの手振れはないものの、やたらクローズアップが多く、やや粗い画像と全体の雰囲気からしてそう思ってしまったのです。

この作品はしかし、まぎれもなくドラマです。

家族の4人がすべて素人ということもあり、ドキュメンタリー映画っぽく見えたのでしょう。

兄役に扮した男の子の演技には目を見張らされました!

ⒸE.x.N K.K.

難民問題に翻弄される子供たち。

彼らのアイデンティティーはどうなっていくのか……。

社会性のあるテーマで、どんどん引き込まれていきました。

監督、脚本、編集を手がけたのは大阪・豊中出身の藤元明緒さん。

大阪にあるビジュアルアーツ専門学校卒の30歳で、これが長編デビュー作です。

真ん中が藤元監督

ミャンマーでのロケ撮影では検閲が厳しく、いろいろ困難を強いられたそうですが、堂々たる作品に仕上がっていました。

この映画のプロデューサーを務める吉田文人さんは、ぼくの母校(大阪大学)の経済学部出身で、先輩に当たります。

面識はなかったのですが、ひょんなことから吉田さんとご縁ができ、「阪大つながりで、ぜひ観てください!!」と熱いラブコールを寄せられ、昨夜、シネ・リーブル梅田に駆けつけた次第です。

藤元監督、吉田さん(右端)との記念撮影

昨年の東京国際映画祭では「アジアの未来部門」で受賞しており、海外でも評価が高いと聞いています。

一般公開されんことを切に願っています。

3月 05

豪華ゲストがズラリと……、おおさかシネマフェスティバル2018

春の訪れを告げる『おおさかシネマフェスティバル2018』が昨日(4日)、堂島のホテルエルセーラン大阪で開催されました。

1976年から始まった映画ファンのための映画まつりです。

当初は人集めで大変でしたが、今回はチケット発売後、あっという間に完売になったになったそうです。

もちろん超満員。

時代が変わってきましたねぇ。

ぼくは申し込みを忘れていたんですが、スタッフのKさん、Eさんのお計らいで、後方で立ったまま観させてもらいました。

ほんまにありがとうございます!

受賞作品と受賞者はフェスティバルのHPでご覧ください。

https://www.oocf.net/prize

授賞式では、各賞を受賞した菅田将暉、桐谷健太、蒼井優、田中麗奈、ユースケ・サンタマリア、白石和彌監督、石井裕也監督……と豪華ゲストが次々に登壇~(^_-)-☆

「おおさかシネマフェスティバル」のFB写真から

菅田君は仕事の都合で出席できないと聞いていたんですが、地元大阪での映画祭とあって、何とか時間を作って駆けつけてくれました。

まさにサプライズ登場でした!!

こういう心意気、大好き~(^_-)-☆

外国映画作品賞を取った『ラ・ラ・ランド』で配給・宣伝GAGAを代表して、下高原さんがトロフィーを受け取ったのにはびっくりポンでした~(笑)。

浜村淳さんの名調子の司会で終始、会場は笑いに包まれ、大いに盛り上がりました~⤴⤴

こんなざっくばらんな和んだ映画祭は世界広しといえども、ここだけですわ~(笑)

根っからの浪花っ子、桐谷健太君のイチビリぶりがとりわけオモロかった~!(^^)!

浜村さんと丁々発止のやり取りで、完全に場の空気を支配してはりました。

さすが天六の桐谷健太!!

3月 02

大阪市交通局の公式アプリ「Otomo!」をスマホに取り込んでください~(^_-)-☆

4月から民営化される大阪市交通局の公式アプリ「Otomo!」。

その1つのコンテンツ、「大阪ストーリー」でエッセイを書かせてもらうのですが、ぼくの相方さんが何と芥川賞作家の津村記久子さん~(^_-)-☆

めちゃ光栄です!!

彼女が偶数月、ぼくが奇数月と交互に。

すでに津村さんの素敵なエッセイがアップされています。

ぼくの分は3月後半に載ります。

イラチなので、とっくに原稿を送っています~(^_-)-☆

内容は……、ヒミツ、ヒミツ(笑)

まずはスマホにアプリを取り込んでくださいね。

「ギュッと大阪」の項目をプッシュすると、「大阪ストーリー」が見られます。

よろしゅうお願い申し上げます~!!

2月 28

『ミナミまち物語 シネマ・ヒストリー』が完成~!!

大阪・ミナミの活性化を目指し、地元企業が中心になって組織された「ミナミまち育てネットワーク」。

そのホームページに、ぼくが執筆した『ミナミまち物語 シネマ・ヒストリー』が新設されました。

〈日本映画のふるさとミナミ〉と題し、「1.日本初の映画上映地」「2.日本初の映画興行地」「3.映画黎明期、ミナミの撮影地」「4.大阪の映画製作発祥地、千日前」の4つの物語が載っています。

拙著『大阪「映画」事始め』(彩流社)を基にして、分かりやすくひも解いて書かせてもらいました。

こういう取り組みを通じて、映画と切っても切り離せないミナミの歴史を知ってもらいたいと切望しています。

2月 09

大阪舞台のアクション大作~『マンハント』が今日から公開~(^_-)-☆

39年前、中国でメガヒットした犯罪映画『君よ憤怒の河を渉れ』(1974年)。

主演の亡き高倉健へのオマージュとしてジョン・ウー監督がオール日本ロケで再映画化した。

© 2017 Media Asia Film Production Limited All Rights Reserved.

大阪に本社を置く製薬会社の顧問弁護士ドゥ・チウ(チャン・ハンユー)が殺人の濡れ衣を着せられる。

何者かにハメられたのだ。

© 2017 Media Asia Film Production Limited All Rights Reserved.

オリジナルを大胆にアレンジし、主役を検事から弁護士に変えた。

変装して巧みに逃げるこの中国人男性を大阪府警の敏腕刑事、矢村(福山雅治)が執拗に追う。

© 2017 Media Asia Film Production Limited All Rights Reserved.

そこに女性の殺し屋コンビが絡み、鮮烈な追走劇が始まる。

監督の得意芸ともいえるスローモーション撮影は健在だ。

多彩なアングルのカット割り、クローズアップとロングの入れ替えも随所に挿入され、メリハリのある映像のオンパレードとなった。

© 2017 Media Asia Film Production Limited All Rights Reserved.

お決まりの白い鳩も登場する。

「逃げる者」と「追う者」という2人の関係に友情が芽生える象徴的な場面に使われていた。

白鳩を目にした瞬間、なぜか安堵。

川面を爆走する水上ジェットスキーの追尾、バイクによる牧場の襲撃……。

日本では起こり得ない銃撃シーンを波状的に見せつける。

全編を包み込むミステリー色が存外に効いていたと思う。

© 2017 Media Asia Film Production Limited All Rights Reserved.

あべのハルカス、道頓堀、大阪城、中之島など大阪の名所が次々と出てくる。

映像のマジックによって妙に垢抜けした大都会が映し出された。

残念なのは大阪弁が聞けなかったこと。

ハンユーは高倉健を多分に意識していたと思うが、自分のカラーを出そうと大健闘。

福山は少し肩に力が入りすぎていた感じ。

製薬会社社長役の國村準、さすが存在感を際立たせていた。

© 2017 Media Asia Film Production Limited All Rights Reserved.

大阪を舞台にした海外のアクション大作では、リドリー・スコット監督の『ブラック・レイン』(1989年)に次いで2作目。

活力ある「大阪映画」が誕生した。

1時間50分

★★★★(見逃せない)

☆2月9日からTOHOシネマズ梅田ほか全国ロードショー

☆配給:GAGA

(日本経済新聞夕刊に2018年2月9日に掲載。許可のない転載は禁じます)

12月 09

南海電鉄主催の映画イベント、大盛況でした~( ^^) _旦~~

『映画は「なんば」からはじまった❗』(主催:南海電鉄、後援:ミナミまち育てネットワーク)

7日、こんなタイトルの特別セミナー(イベント)が大阪府立大学Iーsiteなんばの会場で開催されました。

びっしり満員の中、ぼくの講演と活動映画弁士、大森くみこさんによる無声映画の上映。

喋っているうちに参加者との間で連帯感にも似た空気が芽生えてきたのがよくわかりました。

121年前、明治29年(1896年)12月、心斎橋の舶来品輸入商、荒木和一が米国エジソン商会から輸入した映写機ヴァイタスコープを使って難波の福岡鉄工所で行った映画の初上映。

そして翌明治30年(1897年)2月15日~22日、京都の実業家、稲畑勝太郎がフランスのリュミエール商会の映写機(撮影も可能)シネマトグラフによる映像を難波の南地演舞場で一般公開した映画の初興行。

講演の最後で訴えましたが、映画初上映の地(福岡鉄工所跡地)と映画初興行の地(南地演舞場跡地)に、まずはわかりやすい説明版を設置すべきだと思っています。

すでに認知されているはずの映画興行発祥地についても、知らない人が多すぎます。

TOHOシネマズなんば1階のエレベーター乗り場の壁に記念碑があることに気づく人はいません。

人通りの多い表通り(戎橋通りか南側の道)に説明板を立て、きちんと歴史的な出来事と建物内に記念碑があることをアピールする方がええと思います。

ほんまにもったいない。

同じように「なんばパークス」の道路を挟んで北側のところに映画初上映の説明板を立てればいいのではないかと。

しかるべきモニュメントはその後でもいいかもしれません。

説明板なんてそんなに費用はかかりませんよ。

京都の「日本映画発祥の地」の説明板は、木屋町通りに立っているから、市民や観光客の目に留まり、いつしか浸透していったのでしょう。

こういう取り組みはすべて町づくりにつながり、大阪の文化再発見にもつながっていきます。

これからもこの歴史的事実を1人でも多くの人に知ってもらいたいと思っていますので、引き続き発信していきます~✌

参加者の皆さん、南海電鉄のスタッフの方々、大森さん、おおきに、ありがとうございました❗

ほんまに素敵なひと時でした~(^_-)-☆

12月 02

『日本に初めて映画を持ち込んだ男~大阪の実業家、荒木和一』の拙稿が『大阪の歴史』に載りました!

『日本に初めて映画を持ち込んだ男~大阪の実業家、荒木和一~』

こんな題名の拙稿が大阪市史編纂所の紀要『大阪の歴史』86号に掲載されました。

昨年秋に上梓した『大阪「映画」事始め』(彩流社)に盛り込めなかった情報やその後、新たに得た知見を加え、これまであまり知られていなかった荒木和一という人物に再度、光を当ててみました。

121年前の明治29(1986年)12月、エジソン商会から輸入した映写機ヴァイタスコープを使って、難波の鉄工所で日本初のスクリーン上映を行っていたことが映画史の中で埋没していました。

京都でのシネマトグラフの試写上映よりも前のことです。

それを掘り起こすのが最大の狙いでしたが、あれこれと調べるうちに、大阪の経済・産業界で多大な功績を残した御仁であることがわかってきました。

この拙稿をたたき台にして、和一さんのフィクション(小説)を書いてみたいという意欲が沸々と湧き起こってきています。

『大阪の歴史』は大阪市立図書館全24館に配架されます。

別途希望者には700円で販売。

詳細は大阪市史料調査会(大阪市立中央図書館内) へお問い合わせください。

℡ 06ー6539ー3333

11月 02

映画は「なんば」からはじまった!~12月7日(木)18:30~、難波の大阪府立大学サテライト・キャンパスで

大阪と映画との深い関わりを探った拙著『大阪「映画」事始め』(彩流社)を上梓して、早1年以上が経ちました。

難波が映画興行(仏リュミエール商会のシネマトグラフ)のみならず、映画上映(米エジソン商会のヴァイタスコープ)も国内で最初に行われていた可能性が極めて高いことを本書の中で明らかにしました。

言うなれば、難波が「日本における映画のふるさと」です。

その難波を本拠地にする南海電鉄がミナミの町づくりの一環として、12月7日(木)に特別セミナーを開催してくれることになりました。

ぼくの講演と活動弁士付きの無声映画上映です。

会場は南海電鉄の本社ビル内にある大阪府立大学I‐siteなんば(サテライト・キャンパス)。

これまで各地で講演を重ねてきましたが、どういうわけかお膝元の難波では一度もお話しする機会がなかっただけに、すごくうれしいです。

この地が「映画のふるさと」であることを地域の人たち、南海沿線の人たちだけでなく、広く大阪・関西の人、映画好きの人に知ってもらえればと切に願っています。

何と入場無料です~!!!!

大阪の歴史遺産を再認識する1つの機会だと思います。

ふるってご参加ください~(^_-)-☆

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