Category Archive: 映画

8月 30

ディカちゃん+ブラピ共演のタランティーノ監督最新作『ワンス・アポ・アタイム・イン・ハリウッド』

アメリカ映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(30日公開)

昔々、ハリウッドで……、といっても、大昔ではなく、ちょうど半世紀前の1969年の物語。

アポロ11号による人類初の月面着陸、愛と平和の祭典『ウッドストック』、ニューシネマの代表作『イージーライダー』の上映……。

日本では、東大安田講堂が全共闘に占拠されたのもこの年でしたね。

ぼくは中学3年生だったので、みな鮮明に覚えています~

その中で、ロマン・ポランスキー監督の新妻、女優のシャロン・テートがハリウッドの自宅で惨殺された事件が忘れられません。

レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが共演するクエンティン・タランティーノ監督の新作は、この猟奇事件を題材にしています。

だからグロテスクで不気味な映画と思いきや、全編、〈遊び心〉が充満しており、大いに笑わせてくれます~

テキーラ・ベースのカクテル、マルガリータをミキサーで作ってがぶ飲みするディカちゃん、ブルース・リーと一騎打ちするブラピ……。

映画を愛する人たちが紡ぎ出した「大人のおとぎ話」~

映画ファンのための感動サイト「シネルフレ」で、本作を思うがまま好き放題に書かせてもらっています~

8月 28

どこまでもイギリス映画……『ガーンジー島の読書会の秘密』(30日から公開)

イギリス(連合王国=UK)には王室保護領が2か所、あります。

アイリッシュ海に浮かぶマン島とフランス・ノルマンディーのコタンタン半島沖合に散らばっているチャンネル諸島です。

イギリスの領土なのに、それに属さない王室の属領……。

独自憲法を有する高度な自治権があり、外交と防衛以外はすべて自前でやっています。

日本人の感覚からすれば、ちと理解しにくいですね。

チャンネル諸島は第二次大戦中、イギリス領土内でナチス・ドイツの支配下に置かれた唯一のエリア。

そこのガーンジー島を舞台に、戦時中の厳しい時代から戦後にかけての珠玉の物語を紡いだ映画が30日から公開されます。

『ガーンジー島の読書会の秘密』

人との出会い、読書の素晴らしさ、思いやりの精神、本気の愛……、これらがイギリス映画特有のシックな画調で、しかもミステリー仕立てで描かれています。

メガホンを取ったのが、『魅せられて四月』(1991年)や『白馬の伝説』(92年)などぼくの大好きな映画を手がけた名匠マイク・ニューウェル監督。

この人には駄作がありません。

イギリスに関心を持っている人は必見の秀作です!!

あゝ、チャンネル諸島へ行きたくなってきた……。

映画の公式サイト:http://dokushokai-movie.com/

8月 22

エルトン・ジョンの半生を描いたミュージカル映画『ロケットマン』(23日~)

エルトン・ジョン、お好きですか?

今、代表曲の『ユア・ソング(僕の歌は君の歌)』を流しながら、この文面を打っています。

不朽の名曲ですね~♪

でも、ぼくが一番好きなのは『グッバイ・イエロー・ブリック・ロード』です。

数多くの名曲を世に放ったエルトンの半生を描いた映画『ロケットマン』が明日(23日)から公開されます。

ミュージカル仕立てで、〈クレイジー〉な足跡をダイナミックにあぶり出しています。

主演のタロン・エガートンが地声で熱唱しているのが素晴らしい!

エルトンは現在、72歳。

正味、けったいなおっちゃんです(笑)

昨年、大ヒットした『ボヘミアン・ラプソディ』のフレディ・マーキュリーと同じゲイの英国人ミュージシャン。

はて、二匹目のドジョウになるか~!!??(笑)

映画ファンのための感動サイト「シネリフレ(Cinereflet)」で本作をエッセイ風に綴っています。

8月 02

渾身のドキュメンタリー大作『東京裁判』、36年ぶりにリフレッシュして甦ります!!

8月になると、「戦争」関連のイベントや映画、ドラマが目立ってきますね。

あの戦争を風化させないためには、せめてこの時期だけでもリフレインするのはいいことだと思います。

そんな中、巨匠・小林正樹監督の渾身のドキュメンタリー大作『東京裁判』が36年ぶりに4Kデジタルリマスター版として甦ります。

3日から全国順次公開です。

日本を戦争へと導いたとされる28人のA級戦犯(国家指導者)を裁く極東国際軍事裁判。

勝者による不公平裁判、天皇の戦争責任、米ソ冷戦、判事団の亀裂、初めから結果ありきの裁判……。

いろんな問題を抱えた法廷の全貌を、満州事変から敗戦までの流れを絡めて見事に浮き彫りにしています。

わかりやすい!

これはまぎれもなく、激動の昭和史の〈記録〉ですね。

画像と声が驚くほど鮮明で、被告人、判事、検察官、弁護士、傍聴人らの表情や玉音放送(詔勅)の内容がよくわかり、1983年に観たオリジナル映像よりもはるかに胸に響きました。

4時間37分の上映時間を忘れさせるほど濃密な映像です。

〈日本の節目〉となったこの裁判、今こそ観ておくべき時だと思います。

とくに若い人たちに!!

蛇足……、この映画には「終」の表記がありません。

なぜなら、まだ世界各地で戦争・紛争が起きているからです(小林監督の想い)……。

http://www.tokyosaiban2019.com/

7月 18

明日、ABCラジオ『おはようパーソナリティ道上洋三です』に出演します

ちょこっと告知~😁

明日の朝8時ごろ、ABCラジオ『おはようパーソナリティ道上洋三です』で、夏公開の映画についてお話しさせていただきます~😁

道上さんからラブコールが寄せられました~💓(笑)

はて、何の映画を取り上げようかな……?

よっしゃ、アレとアレとアレでいきますわ~👍

7月 08

ロバート・レッドフォードの引退作『さらば愛しきアウトロー』

ロバート・レッドフォード。

『明日に向って撃て』、『スティング』、『大統領の陰謀』、『華麗なるギャツビー』……。

ハリウッドで大きな足跡を残したイケメン俳優です。

一方で、監督として『普通の人々』や『リバー・ランズ・スルー・イット』などの名作を世に放ち、反ハリウッド色を鮮明にするインディペンデント映画のサンダンス映画祭を主催。

アメリカ映画界で実に多彩な活躍をしてきたレッドフォードが12日公開の『さらば愛しきアウトロー』で俳優業を引退します。

御年、81歳。

実在した伝説の銀行強盗犯に扮し、人生の黄昏時をしみじみと感じさせる滋味深い演技を披露しています。

派手さのない渋いクライム映画です。

同じように俳優+監督の二足の草鞋を履く89歳の先輩格クリント・イーストウッドを意識せず、マイペースで監督作を手がけていってほしいです。

映画ファンのための感動サイト「シネルフレ」で、レッドフォードへの想いを込めて本作のレビューを書かせてもらっています。

7月 03

関経連の会誌「経済人」に載りました~(^_-)-☆

関西経済連合会から会誌「経済人」の7月号が送られてきました。

さる4月22日、同連合会の評議員会でお話しさせていただいた『映画のはじまり、みな関西』の講演要旨が写真付きで掲載されてありました~🙆

錚々たる方々が寄稿されている中で、やっぱりぼくだけが「異分子的」~😅(笑)。

この文章、コンパクトに巧くまとめられています。

講演している写真もGood!!

コピーしてあちこちで配りまくろうかな~(^_-)-☆

6月 26

傑作! 心をとろけさせるポーランド映画『COLD WAR あの歌、2つの心』(28日公開)

すごい映画と出会った~❗

28日から公開される『COLD WAR あの歌、2つの心』。

ポーランド映画界の至宝ともいえるパヴェウ・パヴリコフスキ監督の新作です。

3D映画が花盛りの昨今、渋いモノクロ映像で、それも画面アスペクト比が「1:1.33」とほぼ正方形に近いサイズの中で濃密な物語が紡ぎ出されます。

冷戦時代のポーランド。

民族舞踊団の歌姫と舞踊団養成所の指導者(ピアニスト)が、時代の流れに引き裂かれ、再会と別れを繰り返しながらも、決して離れることができない、そんなラブ・ストーリーです。

いや、恋愛映画の範疇では収まりきらないほど深い、深い人間ドラマに仕上がっています。

民族音楽、ジャズ、ダンス・ミュージックに合わせ、2人の絆の強さがしなやかに、かつ躍動的に表現され、独特な閉塞感が絶妙なスパイスになっていました。

揺れ動く切なる気持ちを音楽に託す……、まさに「愛の昇華」を謳った作品ですね。

画風といい、物語の設定といい、成瀬巳喜男監督の代表作『浮雲』(1955年)とよく似ています。

絶対に影響を受けているはず~(^_-)-☆

ぼくがこの監督の才能に惚れ込んだ前作『イーダ』(2014年)以上に心が揺さぶられ、観終わったあと、しばし忘我の状態に陥りました。

これは紛れもなく傑作です~❗❗

本作の公式HP:https://coldwar-movie.jp/

6月 22

骨太な報道メディアの社会派映画『新聞記者』(28日から公開)

日本では、どういうわけか、政治を扱った報道メディアの社会派映画がほとんど作られていません。

アメリカでは、『大統領の陰謀』をはじめ、『ニュースの真相』、『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』などいろいろ製作されているというのに……。

そんな中、非常に骨太な映画が28日から公開されます。

その名もズバリ、『新聞記者』(藤井道人監督)。

東京新聞社会部記者、望月衣塑子さんの同名新書を原案にしたオリジナル・ストーリーです。

大学新設計画に関する極秘情報をめぐり、日本人と韓国人の両親を持つ女性記者(シム・ウンギョン)が、元上司の自殺を機に内閣情報調査室の業務に疑問を持ったエリート官僚(松坂桃李)の協力を仰ぎ、真相究明に向けて取材に奔走……。

森友・加計問題やその他諸々の事案を匂わすシーンが随所に散りばめられており、フィクションとはいえ、リアリティー満点。

権力の「闇」を浮かび上がらせ、濃密なサスペンス映画に仕上がっています。

昨今、メディアの有り様が問われていますが、やはり「権力の監視」というジャーナリズムの根幹は永遠に不滅だと改めて実際した次第です~❗

本作の公開記念として今夜、西梅田の毎日オーバルホールで開催されたシンポジウム「官邸権力と報道メディアの現在」を聴きに行きました。

望月さんと元文部科学省事務次官の前川喜平さんが、マスメディアと官邸の裏話を披露したあと、今のメディアは政権に支配されつつあると危機感を募らせてはりました。

そして「この映画が今の政治の現状を如実に反映している。政治にあまり関心を持っていない若い人たちに観てもらいたい」と~❗

それにしても、お2人とも喋りが上手い。

下手な漫才師よりも笑いを取ってはりました~🙆(笑)

最後に、よくぞこんな映画を作ってくれはりました!!

映画のURL : https://shimbunkisha.jp/

5月 06

女優、轟夕起子の特別番組~8日(水)19時~日本テレビ系で

轟夕起子――。

お若い方はご存知ないでしょうね~(笑)。

日本映画の黄金期に活躍された女優さんです。

嫌味のない、愛くるしいお方でした。

ぼくの知り合いの映画史家Yさんがそんな彼女にぞっこん惚れ(ぼくよりも年下?)、何と日本で唯一の轟夕起子の専門研雑誌を発行してはります。

そのYさんからテレビ番組の案内が届きました。

8日(水)午後7時~8時54分、日本テレビ系の特別番組『衝撃のアノ人』で轟夕起子さんが取り上げられるそうです。

Yさんも出演しはるみたい。

これは一見の価値あり!?

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