Category Archive: 映画

5月 18

昨夜、「TOHOシネマズなんば」でトークショー~(^_-)-☆

昨夜は大阪・ミナミの「TOHOシネマズなんば」のSELECTルームでトークショーをしました。

戎橋筋商店街主催「春の体験博」映画特別上映会のプレ・イベントで、招待された方々を前にして、短い時間でしたが、喋くり倒しました~!(^^)!

お題は『日本の映画初上映地は難波?』。

121年前、南地演舞場があったこの場所で日本最初の映画興行が行われ、その前年に南へ約200メートルの地で初上映が行われました。

ご当地でこういう話ができたのがすごくうれしかったです~😁

トークの前に「ミズえびすばし三姉妹」と記念撮影~😁

3人ともめちゃ愛想がよかった❗

1人は同志社大学の4年生です。

ちなみに上映作品は櫻井翔くん主演の『ラプラスの魔女』でした。

5月 15

昨夜、ブックカフェ「ワイルドバンチ」でのトークイベント、大盛況でした~(^_-)-☆

昨夜は、リニューアルオープンした大阪・天六(天神橋筋六丁目)のブックカフェ「ワイルドバンチ」でこけら落としのトークイベントを務めました。

拙著『ウイスキー アンド シネマ』Vol1.2(淡交社)に書かれたエピソードの数々とこぼれ話を面白おかしくお話しさせていただきました。

若い方が多く、意外なところで受けたり、いつもは笑いを取れるところが滑ったりとなかなかええ経験をしました~(笑)。

この店は映画ファン、映画関係者のたまり場。

来店すると、必ず知っている人とお会いしていました。

昨夜は元ワーナーブラザーズ宣伝ウーマンの馬場さんと再会できたのがうれしかった!!

お元気でおられ、よかった。

新店長、森田さんのバーテンダーぶりもなかなか様になっていました。

映画、文学、音楽、お酒、美術、読書…………。

ここがいろんな文化の発信地になればと願っています。

本来は月曜と火曜は休店日です。

5月 11

これぞ、東映実録映画!! 半端やおまへん~『孤狼の血』(12日公開)

熱きエネルギーが炸裂するアウトロー映画。

父子のような刑事コンビの捜査を介して暴力団抗争を描き上げる。

映画の醍醐味を存分に満喫できる娯楽大作だ。

(C)「孤狼の血」製作委員会

原作は作家、柚月裕子がヤクザ映画の金字塔「仁義なき戦い」(1973年)に触発されて編んだ同名小説。

それを実録路線に定評のある、今や絶好調の白石和彌監督が濃密に映画化した。

暴力団対策法成立直前の88年、広島の地方都市でヤミ金融の社員が行方不明になる。

その事案に端を発し、組織の対立がにわかに際立ってくる。

(C)「孤狼の血」製作委員会

冒頭の豚小屋での暴行シーンは目を背けたくなるほど凄惨。

ここまで活写するか! 

それが妥協を許さない本作のテイストなのだ。

暴力団担当のベテラン刑事、大上のダーティーな振る舞いがさらに拍車をかける。

(C)「孤狼の血」製作委員会

「警察は何をしてもええんじゃ」と組員顔負けの無軌道な行動を貫く。

この男に扮した役所広司の怪演に圧倒されっぱなし。

猛烈に男臭く、ぎらついた存在感は半端ではない。

(C)「孤狼の血」製作委員会

そんな大上の相棒が大学新卒の日岡。

正義感に燃える生真面目な青二才で、終始、先輩刑事に振り回される。

(C)「孤狼の血」製作委員会

役所に必死に食い下がる松坂桃李のひたむきな演技も評価したい。

情報入手のためには手段を選ばない大土に日岡が反発しつつ、次第に傾倒していく。

(C)「孤狼の血」製作委員会

この絡みを軸に加速度的に深化する物語がたまらなく面白い。

登場人物が多く、人間関係もやや複雑。

しかしこなれた脚本(池上純哉)と押しの強い演出がドラマをきちんと収斂させた。

クラブのママの真木よう子、暴力団側の石橋蓮司、江口洋介、竹野内豊、ピエール瀧……。

(C)「孤狼の血」製作委員会

(C)「孤狼の血」製作委員会

錚々たる脇役陣。彼らの毒気が絶妙なスパイスになっていた。

暴力、エロス、怒号。

昭和の匂いを充満させた稀代のハードボイルド映画。

何回でも観たくなった。

2時間6分

★★★★★(今年有数の傑作)

☆12日から全国ロードショー

(日本経済新聞夕刊に2018年5月11日に掲載。許可のない転載は禁じます)

5月 08

14日の夜、新規オープンのブックカフェ「ワイルドバンチ」でこけら落としのトークイベントをやります~(^_-)-☆

大阪・天六(天神橋筋六丁目)にあるブックカフェ「ワイルドバンチ」。

古本屋とカフェバーがミックスしたユニークな空間で、映画本や映画ポスターが多く、映画ファンにはよく知られているところ。

その「ワイルドバンチ」がしばらく休業していましたが、明日から新規オープンします。

新店長は森田和幸さん。

関西の映画情報サイト「キネプレ」の主宰者で、映画ライターや宣伝マンの養成講座「キネプレ・アカデミー」も開催してはりまして、「エッセイ、取材」の講座をぼくが担当しています。

彼は学生時代、アルバイトでバーマンをしていたので、お酒の知識は相当なもの。

もちろん愛飲家です~(笑)

で、急なことですが、14日(月)20時から、ぼくのトークイベントがあります。

こけら落としイベントです~(^_-)-☆

『ウイスキー&シネマ』と題し、パワーポイントの画像をいっぱい使い、映画とウイスキーの心地よい関係をわかりやすくお話しします。

入場料は、予約すれば2000円、当日は2500円(共に1ドリンク付き)。

予約は以下へ。

wildbunch@cinepre.biz

5月 06

6月24日(日)、文化講演『映画・ウイスキー・・・エトセトラ in SCOTLAND !』(日本スコットランド交流協会関西支部)

またまたお知らせです。

ぼくが会員になっている日本スコットランド交流協会(JSA)関西支部の文化講演会で、『映画・ウイスキー…エトセトラ in SCOTLAND !』と題してお話しします。

かなり濃密な内容です~(^_-)-☆

6月24日(日) 14:00~16:00

会場:とよなか国際交流センター6階「エトレ豊中」で

定員は21人。

お早目に申し込まないと、あっという間に満席になりますよ~!!

お申し込みは、JSA関西支部長の香川さんまで。
  hikagawa@mx5.canvas.ne.jp

5月 03

特別展示会『高倉健』&キネマ旬報に掲載された拙著の書評~(^_-)-☆

ゴールデンウイークの後半突入。

今日の午後は梅田から阪神電車に乗り、阪神vsDeNA戦が気になる(?)甲子園を通りすぎて香櫨園に向かいました。

西宮市大谷記念美術館で開催中の追悼特別展『高倉健』を鑑賞するためです。

健さんの出演作205本を抜粋したショート映像で見せ切るユニークな展示会。

ぼくはやっぱり『昭和残侠伝』が一番好きです。

背中で泣いてる唐獅子牡丹~♪

よろしおまんなぁ~💛

『居酒屋兆治』、『駅 STATION』……もよかったなぁ。

こんな眼力のある俳優はあまりいないと思います。

気分よく西宮から梅田に戻ると、阪神が勝ったことを知り、ますますルンルン気分に~(^_-)-☆

堂島のジュンク堂書店に足を向け、キネマ旬報5月下旬号を買い求めました。

書評のページに拙著『ウイスキー アンド シネマ 2 心も酔わせる名優たち』(淡交社)が載っていました。

筆者は映画試写室でしょっちゅうお目にかかっている大阪在住の映画評論家、春岡勇二さん。

実は先日、試写室で会ったとき、「武部さんの本の書評を書かせてもらいました」と言われていたので、どんな内容なのか興味津々でした。

それが実に好意的に書いていただき、感謝感激~!

出版してからほぼ半年後にこんな形で紹介されるとはびっくりポンです~!(^^)!

春岡さん、ありがとうございます!

今日はええ1日になりました~(^.^)/~~~

4月 23

伝説のバーマンが世界のバーへと誘うドイツ映画『シューマンズ バー ブック』

バー文化、カクテル文化の深奥さを浮き彫りにしたドイツのドキュメンタリー映画『シューマンズ バー ブック』

東京では公開中で、大阪は5月5日からテアトル梅田で封切られ、その後は各地で~。

映画ファンのための感動サイト「シネルフレ(Cinereflet)」の〈武部好伸のシネマエッセイ〉に本作のことだけでなく、バーに対する想いをこってり書かせもらいました。

4月 20

人間の本質を突く問題作~『ザ・スクエア 思いやりの聖域』

これは誠にけったいな映画でした。

28日から公開される『ザ・スクエア 思いやりの聖域』。

昨年のカンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞した悲喜劇です。

世界的に注目を浴びるスウェーデンの名匠リューベン・オストルンド監督が美術館を舞台に思いっきり毒気と風刺をぶつけてきます。

ちょっとした綻びから全体が瓦解していく恐ろしさ……。

映画ファンのための感動サイト「シネルフレ(Cinereflet)」の『武部好伸のシネマエッセイ』でこの作品についてたっぷり書かせてもらっています。

4月 14

27日、中之島のリーガロイヤルホテルで講演~『大阪「映画」事始め』

大阪・中之島にあるリーガロイヤルホテルの会員制クラブ「リーガクラブ」

その文化講座で今月27日(金)13:30~15:00、『大阪「映画」事始め』と題してお話しします。

「大阪検定」協力事業です。

2016年秋、演題と同じタイトルの本を彩流社から出版後、大阪が〈映画のふるさと〉であることを各地でアピールしてきましたが、まさかリーガロイヤルホテルから講演依頼があるとは思ってもいませんでした。

ゴージャスな会場ですので、会費が少々お高いです~(^^;)

それでも、大阪の知らない歴史に触れることができると思います。

ぼくの講演をまだ聴いておられない方で、かつ時間とお金にゆとりのある方は、どうぞ中之島に足を運んでくださいませ~(^_-)-☆

4月 13

家族愛と報復心に突き動かされて……ドイツ映画『女は二度決断する』

メッセージ性の強い実録映画。

ドイツで実際に起きたネオナチによる在住外国人への連続殺人事件を題材にしている。

最愛の家族を奪われた者の悲痛な気持ちを壮絶な復讐劇としてあぶり出した。

Ⓒ2017 bombero international GmbH & Co. KG, Macassar Productions, Pathe Production, Corazon international GmbH & Co. KG, Warner Bros. Entertainment GmbH

カティヤ(ダイアン・クルーガー)は機械に強い明朗なドイツ人女性。

コンサルタント業を営むトルコ系移民の夫ヌーリ(ヌーマン・アチャル)、6歳の息子と幸せに暮らしている。

彼女が友人と遊びに出かけている間、夫と息子が爆破テロに遭い、命を落とす。

理不尽な暴力がカティヤを哀しみと絶望の淵に立たせる。

打ちひしがれる姿が猛烈に痛々しい。

Ⓒ2017 bombero international GmbH & Co. KG, Macassar Productions, Pathe Production, Corazon international GmbH & Co. KG, Warner Bros. Entertainment GmbH

ドラマが大きく動き出すのは容疑者のドイツ人夫婦が逮捕されてから。

2人は外国人排斥を訴える極右思想の人種差別主義者。

舞台は法廷に移り、緊迫感みなぎる裁判劇と化す。

全く罪の意識がない被告人。

ヌーリが麻薬売買の前科者の移民であることを強調する彼らの弁護人。

決定的な証拠を突きつけられない検察側。

息をもつかせぬ審理に見入ってしまう。

裁判の結果を踏まえ、映画は予期せぬ展開を用意する。

カティヤをある単独行動に走らせたのだ。

その原動力が家族愛と報復心。

Ⓒ2017 bombero international GmbH & Co. KG, Macassar Productions, Pathe Production, Corazon international GmbH & Co. KG, Warner Bros. Entertainment GmbH

加害者の動機に一切触れず、あくまでも主人公の言動に焦点を置く。

彼女にカメラが密着し、サスペンスタッチで物語が深化していく終盤は観応え十分だ。

トルコ系ドイツ人のファティ・アキン監督はネオネチの犯罪で知人を亡くした経験を持つだけに、並々ならぬ力を注いだ。

カティヤは自分の分身と言い切る。

クルーガーの感情をむき出しにした熱い演技に圧倒される。

Ⓒ2017 bombero international GmbH & Co. KG, Macassar Productions, Pathe Production, Corazon international GmbH & Co. KG, Warner Bros. Entertainment GmbH

最後の決断を下す時の吹っ切れた表情がことさら印象的だった。

外国人差別に怒りを込めて真っ向から挑むリベラリスト。

カティヤがその象徴的な存在に思えた。

1時間46分

★★★★(見応えあり)

☆14日からシネマート心斎橋ほかで公開

(日本経済新聞夕刊に2018年4月13日に掲載。許可のない転載は禁じます)

古い記事へ «